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この世にひとつしかないテティスに会いに行った話

2021.09.21

書いたひと:-ZERO-

日記 LoV

この世にひとつしかないテティスに会いに行った話

先月「安倍吉俊原画展『灰羽連盟とその周辺』」へ3回、足を運びました。

 

安倍吉俊先生の原画展については開催前から認知しており、予定作れたら行きたいなと思っておりました。
HPをみる限りですとサブタイトル通り、灰羽連盟中心の展示という認識でした。

 

安倍吉俊先生はLoVテティスのデザインとカードイラストを手掛けて下さった尊敬するイラストレーター様なのですが、先生の作品群に対してはあまり明るくなく「LoV関係の原画はあまり期待しないほうがいいかな…」と勝手に思っておりました。
開催日を確認して、土日は人が集まることで感染リスクがあるなと思い、平日など比較的人の少ない日付を予定していました。

 

 

1日目の土曜日、2日目の日曜日と日にちが経過していく中、先生がとあるツイートをRTしておりました。

こちらのツイートを拝見して、私はひどくショックを受けました。

最初はテティスの原画を展示していただいたことに対する驚きと喜び。
私もRTしてLoV勢に広めていくなか、段々と焦りと苦しみの感情が湧いてきてしまいました。

 

 

「どうして初日に行けたのに行かなかったのか」

 

 

テティスを愛し始めて13年目くらいの自分にとって、この世に1点しかない原画に対して8万円というのは即払いするレベルで欲しいものでした。

ただここで塞ぎこんでも仕方ないと思い「もう会いに行こう」と元々の予定を前倒しして翌日に原画展へ足を運びました。

1回目 8/9

※当原画展は会場内撮影可

 

 

扱う商品に対する理解が足りていなかったのですが、かなり人気の原画展のようで整理券配布を行っていたようでした。
開場1時間前くらいに向かったところ、列は無くすぐに配布券をいただけました。

 

土日を過ぎたこともあってか整理券番号は数が小さめで、日が昇っているうちに入場することができました。

 

 

会場奥の方にテティスの原画が展示されており直接お目にかかることができました。

 

 

先生が出版された画集にもテティスのラフ画はあるのですが、それよりは描き込みの少ないものでした。
(原画評価に対する知識が無いのでおかしなことを書いていたらすみません…)

 

しかし実際の鉛筆で直接描かれた原画には、印刷画質などの複製されたものよりもリアルだなと思いました。
光の当たり具合や紙のシワも全て、そのテティスの魅力のように感じ取れました。
まさにこの世に1点しかないテティスがそこにはいました。

 

値札にはすでにシールが貼られており、念のためスタッフ様にもご確認させていただきましたが、やはりすでに売約済み。
道を塞がない程度に気持ち悪いくらい見つめてました。

 

気持ちが落ち着いてきた頃に他の作品も鑑賞し、最後にはコミュニケーションノートで感想を書かせていただきました。

 

2回目 8/13

会場は数日のお休みを挟んで再開しました。
Twitterにて原画入れ替えがあるとの情報を目にしたため「もしかしたら他のLoVやTCG作品の原画も期待できそう?」と思い、足を運びました。

 

この日は整理券配布前のようでそこそこ長い列ができておりました。
土日はこれよりもっとすごかったのかな…と思い、先生のファンたちの熱意に圧倒されました。

 

 

前回よりは遅い時間の入場でした。
同じ場所にテティスがおり、他の原画にも新しく売約済みシールが付いていた覚えがあります。
ただ先生が手掛けたLoVアナンタや他のTCG作品の原画も無い様子でした。あくまで私の知ってる範囲では。

 

今回は落ち着いて回れたので、過去に出版された画集を見させていただいたり、受注生産グッズの予約もしました。

安倍先生の世界観についてはまだ初心者なので届くまでの間に勉強したいなと思い始めました。

 

3回目 8/20

2ndstage初日。原画入れ替えも結構あったそうです。
この初日はやはり原画を狙って人が殺到するわけですから、2ndstageでは抽選方式になっておりました。
私も応募したところ、なんと当選しました。

 

 

新しい展示作品や原画を見て回る中、会場奥へ。

変わらずテティスがそこにはいました。

 

 

原画入れ替えのある中、テティスはずっといるので先生にもスタッフ様方にも大事にされているのだなと感じました。

 

ちなみにテティスの隣に展示されていた原画は入れ替わっておりました。

その作品自体には見覚えはないものの、テティスと似たような装飾をしているキャラクターの原画でした。
本来は、先生の民族的なデザインがテティスに使われていたり、お耳がドラゴンをイメージさせるデザインがアナンタに使われているという認識が普通なのかもしれませんが、このときの私は「もしボツ案だったら…」とあまり落ち着いていられませんでした。

 

スタッフ様に直接お尋ねまして、スタッフ様には快く作業の手を止めてご解説いただきました。
結局は過去の漫画に登場するキャラクターの未公開作品だったそうです。
貴重な代物には違いありませんがファンの手に渡るべきと思い、特に手を出すことはしませんでした。

 

原画の出典説明だけでなく掲載時期や作品集を見せていただきながら説明下さりました。
とても丁寧な解説をいただきましたスタッフ様、ありがとうございました。

 

 

テティスの原画の購入については今回とても残念でしたが、気持ちとしては諦めきったわけではないです。

 

さて…

 

 

 

 

先生の作品を観て、勉強しますか~

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